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母親が亡くなった後 年老いた父からゲイだと告白された奥手の独身男子
『人生はビギナーズ』 ![]() その父はがんを宣告されるが人生を謳歌し全うする 衝撃的な告白をし 余生を奔放に生きた父 どうやら全てを受け入れて父と一緒になったらしい母の孤独 父の死を受け入れられずに自分の殻に閉じこもる彼は ふしぎな魅力を持つアナに出会い恋に落ちる・・・・ ![]() くすくす笑えてなんとなく幸せな気分になれる・・・・ そんなかわいらしい映画です 父が遺した愛犬とかわいらしいやりとり ![]() イラストレーターの彼のドローイング ![]() 夜中のいたずら 80’sのそれとは全く違うグラフティ ![]() 監督のセンスに溢れてます 指を指した方向へ進んで行くドライブやホテルの中でのローラースケートのシーンなどなど 2人のシーンがとてもかわいくて好きです ![]() 孤独と愛と家族と友達と人との関係性、人生の楽しみ方についての映画でした! 82歳で史上最高例のアカデミー助演男優賞に輝いたクリストファー・プラマーは その年齢とは思えない瑞々しさ! ![]() いつでも自分はビギナーなんだという気持ちで フレッシュでいたいものです! 『メランコリア』
![]() ラース・フォン・トリアー監督の新作です 前作の『アンチクライスト』があまりに衝撃的で 本気で気分が悪くなったので 今回はどうなる事やらと構え過ぎ... 少しばかり気が抜けました ![]() 今回の作品はその場の衝撃よりも あとあとじりじり効いてくる感じ キルスティン・ダンストとシャルロット・ゲンズブールの正反対な姉妹が迎える 地球最後の日の物語・・・ ![]() 恐ろしい映画ですが うっとりするほど美しい映画でした 特に始まってから10分少々のプロローグの美しさといったら! ![]() いつかメランコリアに地球が飲み込まれる日が来たとしたら 私はどんな風に迎えるのでしょうか? しかしながら久々に見たキルスティン・ダンストは凄かった 青白い 不機嫌な顔のアップに すごみがありました ![]() 意図的になのか 2人の周りの人たちは 嫌味な 本当に気が滅入りそうな奴ばっかり そして 2人の母親役 シャーロット・ランプリングの狂気!貫禄です 『サラの鍵』
![]() 昨年観た『黄色い星の子供達』でも描かれていた フランス警察によるユダヤ人一斉検挙によってヴェルディヴに集められた人たちに起きた 悲しい歴史の物語 ![]() 1942年のこの事件を 現代2009年を生きる 女性 ジュリアの視点で描いています アメリカ人ジャーナリストはフランス人夫の祖母が所有する パリ・マレ地区にあるアパートの改築計画を進めていました そしてヴェルディヴ事件の取材をしている中 このアパートこそが一斉検挙が行われた場所だと知り・・・ ![]() 現代と過去を交差させながら 家族の秘密に迫って行く描写は巧みで 現代を生きるジュリアと戦争のさなかに生き抜く二人の女性の人生のシンクロは なかなか見応えがあるドラマでした が 『黄色い星の子供達』を観た時の胸が締め付けられそうな気分はなかったかな,,, 幾分 ドラマチックすぎたみたい・・・ ドラマチックすぎて 芸達者過ぎて 本当の事件の悲惨さを通り越してしまった気もしました ![]() サラ役の女の子が良かったです それにしても エイダン・クイン!おっさんになったな・・・ 主演の二人がヴェネチアでマルチェロ・マストロヤンニ賞をとったという
『ヒミズ』を観ました ![]() 2011年3月11日以降の日本へのエール? 絶望と希望の物語です 母は男と家を出てしまい たまに帰ってくる父には存在を否定される言葉を受け 普通の真っ当な大人を夢見ていたのに 衝動的に父を殺害してしまった住田 ![]() 父親を殺害した後 残りの人生を『おまけ』とし 悪人を退治しようと夜の街を徘徊する彼を 立ち直らせようとする同級生の茶沢 彼女もまた 親に愛されない家庭環境に育っています ![]() 住田の家の周りでテント暮らしをする 震災で家や仕事・社会的地位をなくした被災者達も それぞれに絶望感を抱きながらも どっこい生きてる優しい大人として ゆるい絆でもって 二人を見守っています 面白いな と思ったのが 冒頭 授業中に先生が 黒板に 夢 だか 希望 だかと書いて スマップよろしく 一人一人は違った花だと 胡散臭く拳をあげて語ります 自分が学生の時にそんな教師がいたって 全然共感出来なかったと思うし もちろん映画の2人にもその言葉は空々しく 嫌悪感を抱くだけ なのですが ラストでも同じ台詞が使われます ただ響きが全くちがうんだなー 絶望を感じた後 やっぱり 人間は希望とか夢とか そんな絵空事みたいな事を信じて頑張るしかないのかな・・・ 昨年の震災以降 テレビのドキュメンタリーなんかでも よく聞く言葉ではあるけれど 人を救えるのはやっぱり人なんだなぁと思いました 日本人が感じた震災の絶望感を 住田の絶望とし 茶沢の希望を この国の未来に重ねたのでしょうか? 設定が極端で暴力的で非現実的 最初はちょっと乗れないなぁと思ってしまったのですが よく考えれば 非現実的だと思っていたような現実なんてざらにあるわけで! 最後に 茶沢が がんばれ 住田! と叫びますが この頑張れという言葉も否定的に取られがちな昨今ですが 単純で いいなぁーと思いました ![]() しんどくても 辛くても 自分から諦めたり 人生をなめたりしちゃいかんな と 最期は 未来を信じて 頑張ろう と思えた映画です 主演の2人のテンションといったら凄かった! Lire la suite »
先日観た 『永遠の僕たち』の中で
主人公のイーノックとアナベルが最も幸せな時間を過ごすシーンで Pink Martiniの『Sympathique』が流れていました 私がフランスに行くぞと決め切る前の年 その頃 毎週あそんでいた仲間たちとのテーマソングでありました Je ne veux pas travailler 働きたくない Je ne veux pas déjeuner お昼ごはんなんかいらない Je veux seulement l'oublier ただただ忘れたいだけ Et puis je fume そして私はたばこをふかす なんか懐かしくって自分の青い春を重ねてしまいました... まあ、この映画の主人公達のような 美しい季節ではなかったけれど それでも なんだかぼんやりとやりたい事が先にあって 目の前にもやりたい事がいっぱいあって 悩んでたけど楽しかったよねーって あの頃が羨ましくも思えました 2012が始まりましたが なんか年の初めにこの曲を思い出してよかった 今年も やりたい事をたくさん目の前に並べて 楽しく過ごせますように 数年後に あの時は楽しかったなぁーって 思い返せる日々を重ねていきたいものです 2012年 初映画!『永遠の僕たち』を観てきました
![]() 最近なんだか多い気がする 余命短い少女と、死に取り憑かれた少年のラブストーリー 主人公のイーノックは見知らぬ人の葬儀に潜り込むのが趣味で 何でも話せる相手はカミカゼ特攻隊で死んでしまった日本兵のゴースト ヒロシだけ というかなり変わった少年 ある少年の葬儀でアナベルという少女と知り合い意気投合するが アナベルは脳腫瘍で余命数ヶ月の宣告を受けていた アナベルの来るべきその日の準備を手伝うと約束し 二人は距離を近づけるのですが... ![]() ストーリーはなんだか聞いた事あるような そんな悲恋ものっぽいのだけど とてもフレッシュでさわやかで後味の良い映画でした ゆうに想像できる悲しいラストが待っているのですが とてもさわやかで生きる事への前向きな気持ちで溢れているし 見終わった後とてもポジティブな気分にさせてくれる いい映画でした Lire la suite » Bonne année!!
Je vous souhaite à tous une excellente année 2012, qu’elle soit pleine de bonheurs et de belles surprises ! あけましておめでとうございます! 本年もどうぞよろしくお願いします;) ![]() Fireworks Studies by Pierre Le Hors ![]() ![]() ![]() 山猫 ; Il Gattopardo(1963) Luchino Visconti 豪華絢爛! 大きなスクリーンで見てこそ!のラストの舞踏会のシーンは圧巻です この映画のアラン・ドロン 人相がどんどん悪くなっていくのが凄い・・・
小さな息子を突然の事故でなくしてしまったある一組の夫婦の物語
『ラビット・ホール』 ![]() タイトルの『ラビット・ホール』とは 一瞬にしてまるで現実の事とは思えない奇妙な世界に陥ってしまった状態を ふしぎの国のアリスが突然引き込まれてしまったウサギの穴に重ねたという事です まず監督のジョン・キャメロン・ミッチェルが凄く好きです 今までは奇抜な映画が多かったので 今回 一転したなぁ と思っていたけど 作品のテーマというか真ん中に流れる精神みたいなのは相変わらず 人とうまく繋がれない不器用な登場人物達が どうにかもがき苦しんで 問題が解決したり 明るい光が燦々とさす場所に到達したりしないけど 何かしら ささやかな希望を見つけるという・・・ そんな ささやかな物語でした お互いに思いやっているのにうまく行かない 当たり前の幸せな日々を取り戻せない 息子を亡くした夫婦も喪失感の中にいるけれど 事故の相手である高校生の青年もまた 罪を背負ってしまったものとして ラビットホールを彷徨い 別バージョンの素敵な人生がパラレルワールドにあると信じています ![]() ニコール・キッドマンとアーロン・エッカートが夫婦を演じています 彼らはもちろん素晴らしいのですが事故を起こした高校生 を演じている俳優さんが凄くよかった ![]() ニコールキッドマン演じるベッカのお母さん(彼女もまた10数年前に息子を亡くしている)が 悲しみは消して消えないが 時と共に 小さく 軽くなり たまに忘れたりしながらもポケットに入れ持ち続けるのだ という話をするシーンがとても好きです 娘の悲しみに寄り添いたいのにうまくいかない 不器用でとてもチャーミングなお母さんでした あーそれにしても アーロン・エッカートがすき! やっぱ(アゴが)かっこいいー:) ![]()
元町の映画館にて
『サヴァイビング・ライフ』を見てきました ![]() 中年のサラリーマン、エフジェンは 現実には大して美しくもなく 口うるさい奥さんとの2人暮らしに満足しているものの 夢で出会った美女が忘れられない 精神カウンセリングを受け 意識して夢を見る本を探し出し 会社に行くフリをして夢の中に出かけるようになり・・・ まず監督の制作費がたりなくて・・・みたいな言い訳(?)から始まるこの映画 ほぼ写真のコラージュで作られています 夢と現実の境目 を行ったり来たりするこの映画の不思議な世界を作るのにも ぎこちなく動くコラージュの登場人物たちは とても効果的でした ![]() フロイト ユング スーパーエゴがどうとかこうとか 何か意味があるのだろう鶏の頭をもつ中年の裸のおばさんとか 卵を抱える中年おやじ 割れる卵 意味不明の不条理な世界が展開され ワルツのリズムに合わせて主人公は常に寝ているものだから 中盤 気がついたら少し寝てしまいました が 最後はものすごい勢いで 整然と物語がクリアに!! 『夢は第二の人生』 らしいんだけど この映画においては夢こそが本当の人生 って感じでした うーん 前半のはちゃめちゃに比べて 最後のすっきり具合が半端ない 凄い映画! でも仕事帰り 疲れた頭の私にはちと長かった・・・ この監督はスパッと短編で見る方が気持ちがいい のは 私だけ?
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