電車で大阪へ向かう途中、横に座っていた外国人に梅田まで何分かかるのか、と、声をかけられた。
アバウト テン ミニッツ と、答えてみたら、その人、私が英語を理解出来ると思ったのかぺらぺらと話しだした。 まぁ、これも、良い機会だわ、英語のレッスン!と思い、少しお相手してみる事に。 どうやら彼はオーストラリアから来てどこぞの高校で英語の先生をしているという。 今日、初めて大阪に行くという。 友達と合流して、ヨドバシでゲームを買うんだそうな。 へー、ふーん、と片言の英語で話してみる。 うーん。結構私、喋れるかもしれない! たまに単語が出て来ないけれど、ちょこっとした会話は成り立つらしい。 少しノリノリになってきた所で、急に彼が 私の事を見た事がある、と言い出した。 しかも、この路線で朝よく見かける、ああ、そうだ、そうだ、やっぱりそうだ、 みたいな事を言い出した。 いや、私は通常この路線は使用しておりません。 反対の方向へ向かっております。 と、言うと、急に自分は大阪は好きでなく、神戸が大好きだ、と言い出した。 ああ、なんて怪しい。 さっきは、大阪に初めて行くと言っておいて。 毎日この路線に乗ってるのか?なのに大阪に行くのが初めてなのか? そろそろ大阪に着く、という時に ヨドバシまで行き方が今イチわからないし、日本語も出来ないので一緒に行って欲しいと言い出した。 取りあえず、怪しそうな気がしたので申し訳ありませんが、と丁重に断ってお別れした。 ああ、変な人だったなーと思いゆっくりホームの階段を下りてると、 その人が「すみません!通して下さい!」ときれいな日本語で叫びながら人ごみを逆行して電車に戻って行った。 ああ、やっぱ、変な人だった。
by mkuke
| 2007-04-30 20:21
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